「〇IPX□」等級別に防水性能を表記してみた!

 

f:id:hiropis01:20200523162147j:plain

〇IPX□ 等級別にどれくらいの防水性能なのか

 

IPX0 保護なし(試験してぶっ壊れたって意味と捉えてます笑)


IPX1 垂直に落ちてくる水滴 防滴Ⅰ


IPX2 垂直より左右15度以内からの降雨 防滴Ⅱ


IPX3 垂直より左右60度以内からの降雨 防雨


IPX4 いかなる方向からの水の飛沫(俗にいう生活防水はココまで)防沫


IPX5 いかなる方向からの水の直接噴流(さらっと水洗いできる感じ)防噴流


IPX6 いかなる方向からの水の強い噴流(お風呂とかでの使えるレベル)耐水


IPX7 規定の圧力・時間で水中に没する(最大1m、30分以内)防浸


IPX8 水面下での使用か可能(詳細はメーカーが具体的に決める)水中


IPXX 試験実施なし

 

※ちなみに液体は真水で海水やせっけん水などは性能範囲外。

 

  

 

身近なもので例えるなら


大人気イヤフォンAirPods ProはIPX4で防塵無しの生活防水。


ランニングで汗とか出るけどそれぐらいは大丈夫とはいえないので注意
個人差でめっちゃ汗っかきの人がIPX4のイヤフォン水没させたこともあるとかないとか。

 

メーカーも「汗をかいたなど使用後は乾いた糸くずのでない生地で優しくふき取ること」など明記しています。「糸くずのでない生地」というのも防塵性能が無いこと表してますね。

 

普通のAirPodsはIPコードすら表記されてないので防水も防塵もないからもっと注意!

 

ランニングで汗かいた手で汗かいた耳から汗かいた髪の毛を通って何度も使ってるけど大丈夫。

 


とか言ってる人もいたけどそこは自己責任で。(水没、メーカーは修理しない事多し)

 

 


ちょっと小話


皆さんご存じ防水アクションカメラGoProはIP規格を取得していない!?
自社での独自テストを行っているようで水没の保証はしない。
海などで使うときは防水ハウジングを是非とも活用したい。

 

 

次回の記事で防塵の等級別保護性能を説明していきます。