「僕が思う野球」2

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なぜ野球がこれまでに人を魅了するのか?

 

多くの人々、様々な年齢層に注目される野球とはみんな何が楽しくて見ているのか気になった事はないだろうか。

 

今回はその野球の面白さや醍醐味を私の経験やいろんなエピソードを交えながら皆さんに伝えれられたらと思う。

 

 

まず野球は1チーム9人両チーム合わせて18人いないと出来ないスポーツです。

 


攻める時、守る時と順番がありバスケやサッカーなどのようにチームの強さによって一方的に攻め続けられるような展開がないでのです。

 


必ず攻めるチャンスが与えられるスポーツなのです。

 


その中でどれだけ点を取ることができるか、どれだけ0点で抑えることができるかが勝敗に関わるのです。

 

 

野球はボールをピッチャーが投げバッターがバットで打ち返し、出たランナーを1塁からホームまで一周させて点を取るゲームなのです。

 


なのでバスケやバレーボールのように点が頻繁に入るスポーツではありません。

 

 


野球はランナーを出しそのランナーを一周させるために選手9人で協力しホームまで返す、逆に守り側は選手9人でランナーが一周するのを防ぐために協力するスポーツなのです。
そのために作戦を練り、サインプレーを決め攻守にわたって一人一人がチームのために何が出来るのか考え協力して行くスポーツと言える。

 

 

 

皆さんは知っていただろうか野球には「盗塁」「四死球」「死球」「犠打」というプレーを表す言葉がルールブックにある。

「盗む」「死ぬ」「犠牲」というようなスポーツには不向きな表現があるのは野球だけなのである。

 

 

いかにも選手は命がけでプレーをしているかの様なイメージを持つ人も少なからずいるだろう。

 


しかし今例えで出した「盗塁」「四死球」「死球」「犠打」は点を取るチャンスに繋がるプレーなのである。

チームのために自分の個人的な良い結果は問わない、リスクを自ら背負うというチームが勝利に繋がるプレーなのである。

非常にチームプレーという言葉が当てはまるスポーツと言える。

 

 


みんな良い結果を出したい、ランナーに出たいと思っているが自らアウトになる様なプレーをするのです。選手全員が口を揃えて言います「点につながれば良いです」「チームの勝利になれば良いです」と自分がヒット打ちたい、ホームラン打ちたいと思っている中で自己犠牲のプレーを自ら進んでやるのです。

 

 


自己の成績に繋がらないプレーを自らやるのが野球なのです。

 

 


そうやって誰かが繋げてくれたチャンスを

期待感とプレッシャーの中で立つバッターの心境は野球ならではの経験といえます。

そして私が個人的に野球を観る上で面白さや緊張感、

感動を特に味わえるのは守備の見方です。

 

 


先ほど野球は9人で守り、9人で攻めるチーム力を競うスポーツの様に述べておりましたが

実は野球は個人の実力がとても重要となるスポーツなのです。

 


それはバッターボックスに立てるのは1人まで、ランナーは一つの塁(ベース)に立てるのは1人まで、そして守備は各ポジションに1人ずつ着くのです。

 

 


サッカーやバスケの様に2人で守ることやバレーボールの様に各ポジションの近く

(手の届く範囲)に仲間がいる様な状況はないのです。

 


ピッチャーは1人でしか出来ません。

キャッチャーを2人にする事は出来ません。

他のポジションも各ポジション同士で近くに寄る事は出来ても守備範囲に穴が生まれるのでリスクが高い。
結局は1人の実力がとても重要となるのです。

 

 


しかしここで面白いのが守備はそれぞれ1人だがアウトを取るには最低でも2人必要なのです。
例えばバッターを三振でアウトにしたとしてもピッチャーとキャッチャー2人で取ったアウトなのです

 

 


守備側は1人でポジションを担当するのに関わらず一人一人の責任が高いのです。
しかし一番チームプレーを発揮する機会でもあると言えます。ダブルプレーやタッチアップというプレーは最低3人必要です

 


そしてボールが回ってこなくても誰かがエラーした時のために

カバーに入るのは残りの守備陣全員なのです。

 

 

 

 

 


ボールが飛べば守備陣全員が動くのです。

 

 

 

誰1人何もしない選手はいないのです。

 

 

 

 


その動いてる様子を球場で見るととても迫力のある光景ですし意味のある動きなのでいきなり展開が変わったとしても、その時の対応の早さがとても見ものなのです。

 

 

 


またピンチの時に良いプレー(ファインプレー)した選手は

攻撃の時になぜかチャンスで回ってくるのです。

ここが野球の面白い所なのです

 


「ピンチの後にはチャンスが来る」

 

 

そのチャンスの時に大役が回ってくるのはピンチを救った選手だったりするのです。

 

 

 


何か計画された様な出来事が野球にはあり

試合の流れが一気に変わる様子が分かりやすいスポーツなのです。

 

しかしまたそこから流れを変える事が出来るのも野球の面白さです。

 

 


何より野球は時間制限がないスポーツなので最後のアウトまで何があるか分からないのでそこも面白さの一つです。

 

 

 

ピッチャーとキャッチャーの作り上げるピッチング、

内野陣との連携プレー、

バッターとランナーの同時に仕掛けるサインプレー

またそのサインプレーを読み対応して来る守備陣。

 

 


選手の特徴、精神状態、実力など様々なことを考えられた上でのプレーとなります。

 

 

 

観客としても選手の精神状態をイメージしたり、

自分なら今このサイン出すなど参加型の観戦も出来るのも野球の面白さといえます。

 

 

 

皆さんも野球を観戦する機会がありましたらそうゆう目線で観戦するとまた一層楽しく感じられると思います。